原発を全部停止したら、電力供給はどうなる?ずっと疑問に思っていました。
今朝の朝日新聞に、朝日新聞独自の試算が出ていました。東電に限定してみると、今年は不足。来年も不足。3から5年後は微妙。なのだそうな。
電気料金が上がったり、海外に生産の拠点を移す企業が出たりなど、問題点も指摘。でも既存の発電所などの活用で、何とか乗り切れるのかな。そんな感じもします。
小出裕章さんという方は、雑誌「Actio」で、「過去のデータを調べれば、真夏のピーク時ですら火力発電と水力発電だけで十分に最大需要電力を賄える」と書いています。
この方は、京都大学の原子炉実験所の助教です。原子力行政を批判していた方です。学者さんだと思いますが、行政に批判的な方はどこの世界でも、「出世」はできないようです。
このことは、落合恵子さんも指摘していました。原子力行政を当初から批判していた方は、出世からは見放された、と。
ま、原発が全部停止しても、電力供給は、何とかなるのかな。もちろん今夏のような、エアコン28℃設定、照明は少なく、といった努力は必要なんだろうけれど。