2014年04月09日
黄緑シンビジウム

黄緑っぽいシンビジウムが、たった一輪なのですが咲きました。ここ何年か連続して咲いています。
1999年の2月に実母が直接の死因は院内感染だと思いますが、ある病院で亡くなりました。
発熱してかなり状態が思わしくなかったのですが、まだ意識がある時に、空のペットボトルを花瓶がわりにして
この切ってきたシンビジウムをベッドの横に置きました。落ちたとき割れなくていいだろうとの配慮だったのですが、
陶器やガラスの花瓶より軽いので、ちょっと何かが当たると、落ちてしまい、私がお見舞いに行った時も落ちて
水がこぼれてしまったのでした。それを見て母は、ケラケラ笑い、それが私が見た最後の笑顔だったと思います。
それから、10何年もこれといった、手入れはしていないのですが咲き続けています。最近は1本です。肥料などもちゃんとやって
今年はちゃんと手入れをしよう、なんて思っています。
この記事へのコメント
思い出深い花なんですね。記憶にある最後の顔か笑顔とは素晴らしい。
Posted by 悠 at 2014年04月10日 13:33