2013年01月06日
「お金」の哲学
文芸春秋の季刊号を時々読んでます。老後のお金についての特集号で、結構面白く読んでます。
その中に、東西の偉人のお金についての哲学が書かれているところがあります。
あの男は財をなして死んだと言われるより、人の役に立つ人生を生きたと言われたい。 ベンジャミン・フランクリン
どこかで、聞いたことのある言葉ですね。アメリカの大統領のオバマさんは、ケニアの小さな村で生まれ育ったのだとか。おじいさんはコックさんだそうです。ヤギの番をしながら、トタンぶきの学校に通ったのだそうです。
日本の今の政治のトップより、苦労人でしょうか。オバマさんは。
オバマさんは、貧しい家に生まれて大成したフランクリンに自分を重ねているところがあるのだそうです。
政治家は、特にトップになる人は、裕福な家庭で育った人より、普通の市民感覚、時には財布の中をのぞきながら、買うものを選ぶ、若いころお金がネックになって、希望をかなえるのに苦労した、などの経験がある人の方が、ふさわしいと思いますが、歴代のお偉い方は、お坊ちゃまの方が圧倒的に多いのでしょうか。
育ちのいい政治家たちは、きっとそのデメリットをも、承知して精進してくれるものと思いますが、この考え方は、かなり楽観的?!かな。