2012年07月11日
本誌は脱原発デモに賛同します。
目を疑ってしまいました。昨日の新聞広告です、週刊誌の広告です。真ん中、左側の黒の四角の中に白字で、「本誌は脱原発デモに賛同します」と書かれているではないですか。
金曜の夜に、国会周辺で脱原発のデモが行われているとか。ニュースでは知っていました。「紫陽花革命」なんて言われている?
そういえば、ビルの谷間の歩道のちょっとした場所にアジサイがきれいに咲いています。アジサイって美しさも併せ持ったとてもたくましい植物?なのかも。
でも、そこそこの週刊誌が、「本誌は…」なんて、メッセージを載せたのは私は初めて見ました。このメッセージは、どちらかというと、大手であればあるほど、言いにくいメッセージでは、と思うのです。
私も一個人としては、原発があることで生計を維持しているたくさんの人たちがいるのもわかっていますが、やはり、原発に頼らない方向で、エネルギー政策は行っていってほしいと思うのです。
絶対安全ということは、人間はできない。ならば、取り返しのつかない結果になるかもしれない原発は、選択しない方が賢明と思うのです。
でも、この週刊誌のメッセージ、すごい 少しずつ何かが変わり始めているのかも、と思ったのでした。
先日、ラジオで、社会学者の宮台さんが、「大方の、反原発のデモは、日本の場合、政治を動かさない。メデイアとマスコミを巻き込まないと、デモは参加している人のカタルシスでしかない。政治的方向を変えていくことが目的なら、広範な国民の層が支持しているという怖れを感じさせることが大切であり、マスコミを巻き込むことが大切。紫陽花革命は、政治を動かすだろう」というような、発言をしていました。
フムフム、納得と思って聞いたのでした。
ただし、朝日新聞傘下の週間朝日です。親分に倣ったといえば、そうなんですが、この一言だけでも、ネオ朝日とアンチ朝日に分かれる夫婦では、ニュアンスが違います。
コメントをありがとうございました。
情報は、鵜呑みにしない方が、賢明なんですよね。薄目で情報を読む、と、意味深のことを言っていた方がいたのを思い出しました。