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2012年02月09日

山種さんは相場の神様

山崎 種二さんの話を聞いてきました。

山種さんは相場の神様


郷土が生んだ相場の神様、実業家です。寄付もたくさんして、それはそれは立派な方でした。

最後の方で、この日の話をしてくれた手島仁さんという方がしてくれた、心の師と仰いでいる内村鑑三の話がおもしろかったです。

何をおいてこの地球を去るかということで内村は、4つのことをあげているとか。

①金(遺産金) 身内だけでなく社会に対して遺すということ。山種さんはここに入るのかな?

②事業 金を遺すのとは違う。例えば用水路をこつこつ掘って地域の人に貢献する、ということ。

③思想 著述や教育。 種だけまいて後世へ言い遺すのだとか。講師の手島さんは、高校の先生をしていた時の経験はここに入るとおっしゃっていました。
35年間教員をしていたけれど、私は、ここに入るとは、全然思っていない。その時その時、子どもたちや親御さんの言動には真摯に向き合ったつもりなので、隅っこの方に居場所があるかな、どうかな、というところ。

④誰にでも遺せること。そうそう私にもできるかもしれないところ。後世のために弱いものを助けてやった。 後世のために艱難に打ち勝った。
後世のために、品性を修練してみた。後世のために義侠心を実行してみた。後世のために情実に勝ってみた。

①②③は、誰にでもできるというものではないのだけれど、④は誰にでもできる、そうな。

弱いものを助けたり、品性を修練したり、情実に打ち勝ったり…は、私にも、できそう!?

何を置いて、地球を去ろうか…こんな観点を持ち続けるだけでも、善い人になれそうです。




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Posted by プッチ  at 22:52 │Comments(2)きょうよう

この記事へのコメント
明治期に創設されたキリスト教系の学校のいくつかは内村鑑三さん指導を仰いでおり、入学時に建学の師として、この方の名前に親しむわけですが、まさしくたくさんの種をまかれた方ですね。
山種さんも、山種美術館という極上の美術の館を遺されて一般の人は、そちらのほうが馴染みがあるようです。一度上京の折ご覧ください。
Posted by 悠 at 2012年02月10日 08:58
悠 様

内村鑑三は、キリスト教系の学校にたくさんの種をまかれた方だったんですね。

山種さんの美術館、確か今は恵比寿にあると講師の先生が言ってましたが、一部、高崎のタワー美術館にもあるようです。今度尋ねてみます。

コメント、ありがとうございました。
Posted by プッチプッチ at 2012年02月10日 22:34
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