2011年06月08日
丸木美術館

丸木美術館のエントランスは、こんな感じです。

すぐ下が川です。
気にはなっていても、なかなか行けない所があります。丸木美術館もその一つでした。六本木の新国立美術館なんぞは、いの一番にぎゅうぎゅう詰めのとき出かけているのに、ここは、何十年もかかってしまいました。
チェルノブイリの企画展が終わりそうだ、というので、あわてて観てきました。
高校生が、団体で来ていました。「ああ、まだ、こんなところを選ぶ、学校もあるんだ。」と、変な安心感を覚えました。
今度行く時は、今日より落ち着いた心もちで観られるような気がします。
Posted by プッチ
at 23:44
│Comments(2)
今認知症になってしまったおばを、最初に誘ったのですが、彼女は子供時代に敗戦を迎え、外地からの引き揚げ、ずっとそのしわ寄せを受けたような生活を送ってきたので、「そういう悲惨なものは見たくない。」と誘いを断ったのでした。
一瞬の被爆の遺恨が尽きることなく、それに加えて、現在スローな被爆が起きつつある、というのは、耐え難いことです。
今度の日曜は、大学の同級生が、母校で、「原発はいらない」と講演します。
おばさんのお気持ちは、わかるような気がします。福島原発は、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。事故後のチェルノブイリに戻った人たちの表情は暗くはなく、写真に写っている自然は、美しかったですよ。目に見えない放射能って怖いですね。