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2012年10月22日

ダブルバインド

平日の午後は、文化放送をよく聞きます。「ダブルバインド」という言葉を初めて聞きました。聴きながら、きっとこんな意味だな、と思っていましたが、ネットで調べて、大体予想が当たっていました。

「平田オリザ」さんが出ていました。どんな人かよくは知らないのですが、ラジオとか新聞とかで名前を見つけると、情報を仕入れます。なかなか鋭い、フムフムということを話していました。

以下覚えていることです。
・日本の文化は察し合う、わかり合う文化。
 平田さんは、この文化を好きだそうですが、鎖国状態ならいいのだけれど欧米諸国とお付き合いするとなると…。

・外国と付き合うとなると、コミュニケーション能力、意見表明ができなくてはならない。

ダブルバインドなんだそうです。子ども時代は下手に意思表示なんぞするといじめられる。おとなしくしていると就職試験は、コミュニケーションスキルを要求される。ダブルバインドだそうです。

入社すれば、意見などいえる力より、上司の顔色を察知でき、空気を読む能力の方を要求される。ダブルバインドなのだとか。

でも、今は、コミュニケーション能力を見せたところで、受からなくもなってきているのだとか。とるほうも何がいいんだか、わからないのが現実だろうとのこと。

そこで、平田さんは、「大人とは、社会的な役割を演じ分けること」と言ってました。これは、自分を偽ることでもなんでもないとか。お父さん、お母さんの役割、じじばばの役割、社員の役割…。役割を演じる力をつけましょう。ダブルバインドの弊害から身を守るのはこれだ、と話しているのです。

そうそう、と、思い当たる節が。
私は、よく「教員らしい」と言われます。その時の私の感情は、face07です。

しゃべり方とかなどの雰囲気がそう感じさせるらしいのですが…。役割演技できなかったなれのはてか、と思うのでした。先生色が身に付いちゃった。役割演技、これ、結構いいかもと思ったラジオ番組でした。

 


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Posted by プッチ  at 21:21 │Comments(0)きょうよう

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