2012年07月14日
いちご白書
「いちご白書」を観てきました。
大学を占拠している大学生を核にした、映画です。私より、ちょっと年上の世代です。最後の、歌を歌いながら円陣を組み、抗議行動をするシーンは、感動的でした。
警官にごぼう抜きにされていきます。大学を占拠している学生たちは、催涙ガスをかけられこん棒でなぐられながら、トラックに入れられます。学生たちは、このシーンでは、ほとんど無抵抗です。
大学入試の時、機動隊が確か正門までの道を作ってくれました。学生運動は収束に向かいつつある時、入試を受け、入学しました。入学式は、四月の下旬でした。学生運動の余波でした。
機動隊の方と、周辺にいて抗議行動をしている大学生と体格が違っていたので、そのことだけをよおく覚えています。力の闘いになったら、大学生は、あっけなく負けるだろうな、と、学生運動の本質とは、かけ離れたことなんぞ考えていました。
「いちご白書」さわやかな映画でした。BGMが当時の年代を感じさせました。