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2011年09月09日

あちしには、責任は……

あちしには、責任は……


この二つのグラスは、ウランガラスです。

ガラスにごく微量のウランを入れることで、蛍光色の黄色と緑、とてもきれいです。怪しい美しさがあります。使われているウランは、ごく微量なので、害は考えられないと言われています。

ヨーロッパの発祥で、歴史も古く、愛好家も多いと聞きました。

時節柄、このグラス、表舞台に出すのをためらっていました。

でも、「あちしには、責任は……」なんて、グラスから、声が聞こえてきそうな気がしました。

地球の歴史から見れば、ごく最近の人間が、この類を、悪用しだしたにすぎません。このウランガラスは、もっと前からあり、その美しさを愛でる人も多かったということでしょう。

高崎の地から、約200キロ離れたところの人災は、どこへいくのでしょうか。最終的には、私たち一人一人の判断にかかっていると思います。

放射能時代は始まっています。心して、一日一日の歩みを定めていかなくては、と思うのです。






Posted by プッチ  at 23:40 │Comments(2)

この記事へのコメント
 夜明けです。朝焼けです。美しい。今日も平穏な一日が始まる、そう信じてきました。ところがそうではないかもしれない。とんでもない事が或いはこのあとも勃発するのかもしれない。人間の不始末によって。或いは、じわじわと食料汚染が広がり、自国ではなんら調達できなくなるかもしれない、という懸念が、あながちうそでもなく、ハナから否定もされない時代になってきています。
 写真のグラスは美しい。美への、未知の物体への探究心がすべての発端であり、人類を前へ前へと歩ませてきた旅であったのに、気が付くと最早もどれないところまできていて、前進には必ず負が伴うことを示しています。「正しくない」、と言う言葉は、「しかし」と言う声に阻まれる。非核武装論は、すこしづつ広がっています。ところが「原子力エネルギー利用、発電は、未だ地球温暖化には不可欠」、とこの惨状上を目の当たりにしても、尚意見を変えない人びともいる。東北が復活を謳いながらも、実情は、大変困難を抱えているのは、あきらかです。良心の問題をはるかに越えてしまったようにも、残念ながら思えるのですが。
Posted by 悠 at 2011年09月10日 05:34
悠 様

コメントありがとうございます。

日々、被曝しているということは、とらえ方はいろいろあるのかと想像できますが、事実ですよね。

除染しやすい身体づくりも大切と聞きました。日本人が日々食していた(いる)みそ汁とか、糠漬けとか、麹を使った食べ物は、除染に最適なのだそうです。

みそ汁、などなど、心がけてとるようにしています。大好きでよかった、です。
Posted by プッチ at 2011年09月10日 21:48
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あちしには、責任は……
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