土、日は、研究会関係の予定が大体入っています。15日の土曜日は、解決指向ブリーフセラピーの3回目。浦和でありましたよ。
問題の外在化というのが面白かったです。自身で何とかしたいと思っている問題を取り出して、名前を付けちゃうんです。太刀打ちできそうなニックネーム、かわい目がおすすめ。
その 子 の生態調査や被害状況調査をし、その 子 におとなしくなってもらったり、場合によっては退散したりしてもらうんです。楽しみながら、ニックネームをつけた問題と向き合えちゃうんです。
この手は初めてのワークショップ。
なかなか将来性のあるセラピーの手法かなと、思いました。
このブリーフセラピーの講師の先生の人間観がいい感じでした。お酒もたばこもお友達という講師の先生。
この日、一番拍手を送りたかったお話は「精神科疾患は、人格の話になるんだよ。差別がつきまとう。」というもの。この、問題の外在化の手法を使うと、病気の部分だけを問題化して取り出せる、のだとか。
です。
実存主義のお話も聞いてきました。実存主義というと、思いつくのはサルトルです。あの、ロジャーズなどが入る人間性心理学と関係があるようで…
ワークショップだったんですが、ほとんど講師の先生のおはなし。正味6時間だったので、たいそうお疲れになっただろうな、と思ったのでした。
会場の庭に 詩碑を、発見。高校時代美術を教えていただいた先生の詩碑でした。
大人たちが酒を呑みながら地球滅亡を言う
そばで赤ん坊がニコニコわらっている
先生のお姿をふうっと思いだしました。