日本の文化的側面は、話すことは軽視してきたのだとか。
今日読んだ雑誌に書いてありました。この辺のことは、目新しい考えではない、と思います。
一を聞いて十を知るタイプが、尊ばれ、いわゆる空気を読むというのが、喜ばれ、個人差はあるにしても
この、考え方に立脚したコミュニケーションを身につけてきた、と思います。
ただ、こういったコミュニケーションは、世代によってちがうし、そして、先進諸国と交流していくのにはなんとも不利な
コミュニケーションのようで…。
世代によって、というのは、ITによるメールによって、気軽に疎通ができるようになって、そんな時代に生きている
若い人たちは、以心伝心のような、一を聴いて十を察するという、日本人が培ってきたコミュニケーションはどうも
不得意らしい。のです。
ま、私は、空気を読む 世代に位置していますが、どちらかというと、ボーツとしている方、と自分では思っています。
「A4二枚をA31枚にコピーしてきて」
コピーされたA3を2枚にきって頼んだ方に渡しますか。何も聞かないできって渡すのがどうも一を聴いて十を知る
タイプの方のよう。私は、多分、聞くと思います。「コピーしたA3は、切って2枚にするんですよね。」と。これは、どっち?
言葉で、すべてが伝達できると思っていないのですが、言葉を駆使する技術のようなものは必要なんだろうな、
なんて、思いながら、読みました。