本当は、違うことを書こうと思ったのですが、たまたま本を開いたら、ここが出てきて、しばし読んでしまいました。
前も書いたような気がするのだけれど…。
「カウンセラーに向いているのはどんな人?」
・人の心に対する感受性が強い人?
・相手の気持ちに巻き込まれ過ぎない冷静さのある人?
・面接をしてるだけでなく、研究熱心な人?
どれも正解だし、どれも部分的な答え。
以上、心理学者の諸富祥彦さんの受け売りです。諸富さんは三つの条件をあげています。
①本気で生きる。
カウンセラーを目指す人は、あなた自身が傷つくのを恐れず、本気で生きること。
②自分を深く見つめる
自分自身の気持ちとしっかり向き合い、ていねいにつきあっていくこと。
③ クライエントの傍らにとどまり続ける
クライエントが話す気持ちから逃げ出さず、「とどまり続けることができる人」
③は、とても難しいと私は思います。クライエントさんの苦しい話を聴きつづけられなくなって、アドバイスをしたり、「あなたなら、きっとできるよ」なんて励ましたり、前向きに考えるように促したりしたくなる。
クライエントさんの真摯ないき方に敬意を表しつつ、寄り添い続けられるか、「本当の人間としての強さ」が、カウンセラーには求められる…
以上、諸富さんの本からの抜粋+私見です。加湿器のあひるさんが、心配そうに眺めてました。