高崎カウンセリング協会の27期の修了式がありました。約1年、私が通った27期は土曜の夜の開催でした。期によって、開催の曜日は違うようです。
修了証をもらう前にこの会の会長である手島先生が1時間ほど講義をしてくださいました。相変わらず、面白い講義です。
・日本人は全員一致の「和」を尊ぶお国柄。「我慢が美徳」で「空気を読むこと」が重要な国、だったのに、個を大事にする「狩猟型」の文化が入ってきて、しわよせがあちこちに出てきた。
・カウンセリングは、一般人を対象とした援助活動。心理療法は病気の人を対象とする。
手島先生は、カウンセリングと心理療法の違いを結構すっきり区別して話します。「車を運転して、ここにきて私の話を聴いている、皆さんは一般人。今、弁当を食っていいか、なんて言いだす人がいたら、その人は病気かも。」 なんて、すっきり、話してくれます。
カウンセリングは、一般人を対象とし、病気の人には対応しきれないと、はっきり言います。認知行動療法などの心理療法を…というわけです。
高崎カウンセリング協会の活動は、資格取得講座ではありません。一般人が、自分を生き、そして人をも生かす、ようになる、「対話」を通して自己発見をしていこう、という活動でしょうか。
自分だけだと、堂々巡りしやすい、相手をしてくれる人がいる、それが高崎カウンセリング協会の仲間、という…お話なのでした。
これからは、自主的な学習会に移行するのです。