意味のある偶然の出来事。
いい仕事をしたい、とか、いい結婚をしたい、と心の底から願い、それに従ってもたらされる、様々な偶然(ラッキーな出来事や出会い)は、もはや「単なる偶然」とはいえない、ある種の「必然的な意味」を持つといいます。
「意味のある偶然の出来事」、心理学者が語った「シンクロニシテイ」です。
人生の決定的な場面では、しばしばこの「シンクロニシテイ」が顔を出すといわれています。
産業カウンセラーとの出会いもこれかもしれません。数年前のある会合で、三十年ぶりで、当時の大学生と行き会いました。私は全く覚えていなかったのですが。
その方は、今は大学の先生になっているのですが、「産業カウンセラー」のことを話されていました。当時は全く関心がなかったのですが、この出会いと「産業カウンセラー」という言葉だけは覚えていました。その後も伏線のようになっていた感じです。この方は、産業カウンセラー協会の研修などの講師として今も活躍されています。
人生で劇的に大きな流れを創り出し、幸福や成功を手にすることができる人には、シンクロニシテイに開かれた心の姿勢を持っている人が少なくないようです。と、諸富さんは言います。
シンクロニシテイに、心を開いていたいと思います。次の一歩を歩みだすきっかけになりそうです。あくまで、真の幸福や、成功に向かって、ということのようですが。